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近畿「道の駅」ユーザーズくらぶ

道の駅レポート

さっさ〜の 2006近畿道の駅スタンプラリー奮闘記

第28回 丹後味わい道の駅めぐり


丹後の自然を満喫できる道の駅

一月は疾風のように去り、はや2月も中旬の11日、日曜日の朝に新長田駅を出発。今日明日の連休で遠方にぽつんと残った未訪問駅のうち、京都北部の丹後あじわいの郷と和歌山南部の南部川梅振興館、水の郷日高川龍游を回ろうと思う。近畿地方を北から南へ大移動である。ただし、この時期は青春18きっぷのような格安きっぷは発売されていないので、普通乗車券で行くこととし、遠距離低減を活用するために神戸市内から丹後を回って和歌山の南部駅までの片道乗車券、いわゆる一筆書きにした。JRの運賃は距離が伸びればその分運賃の割引率が高くなる。例えば大阪から名古屋でいったん下車して東京まで行く場合、大阪⇒名古屋、名古屋⇒東京と分けて乗車券を買うと9350円になるが、大阪⇒東京まで通しで買って名古屋で途中下車すれば8510円で済む。今回購入する乗車券は神戸市内⇒南部行きで、経由は『神戸市内(東海道)尼崎(福知山)福知山(北近畿タンゴ鉄道)豊岡(山陰)和田山(播但)姫路(山陽)西明石(新幹線)新大阪(東海道)大阪(環状)天王寺(阪和)和歌山(紀勢)南部』というルート。ポイントは経由に新幹線をはさんでいること。

一筆書きの乗車券
一筆書きの乗車券

会社の帰りにきっぷを購入するため、元町駅のみどりの窓口に経由を書いた紙を差し出した。駅員は若いお兄ちゃんで、紙をしばらく見つめた後、おもむろに機械を操作し始めた。しばらく操作していたが、経由の入れ間違いがあったみたいで何度もはじかれる。次第に窓口の行列も伸び始め、後の方では「チッ」という声も聞こえるようになる。その若い駅員さんは時刻表の索引地図を開きながらが「西明石から新大阪が復乗(同じ線を二度通っている)になっています。」と言ってきた。こちらは「いや、その区間は新幹線を経由するので復乗にはならないはずです。」と主張。新幹線は基本的に並行する在来線と同じ線として運賃計算するが、並行在来線に新幹線と同じ駅がない場合、その前後の駅を発着駅または接続駅とする場合は別の線として運賃計算するきまりになっている。例えば三島〜静岡(途中に新富士駅)、米原〜名古屋(途中に岐阜羽島駅)のような場合である。件の西明石〜新大阪も新幹線経由の場合は途中に新神戸駅があるので、在来線とは別の線として運賃計算することになる。心配したのか初老の駅員さんが出てきて助け舟を出し、何とか乗車券は無事発行された。通常よりやや大きめのきっぷだが、それでも経由が収まりきらず、最後の方は手書きとなった。

尼崎から福知山線の普通電車に乗ると車掌が検札に来た。当方のきっぷをみて「ほっほう〜」という感じで指で経由をたどりながら確認していった。福知山から北近畿タンゴ鉄道に乗り入れる特急はしだてに乗り換え。連休とあってはしだて号は満員である。終点天橋立ではすぐの接続で特急タンゴディスカバリーに乗り換え。網野駅には昼前の11:53到着。神戸は晴れていたのだが、丹後の天気はどうにも重たく、今にも雨か雪が降り出しそうだ。ここで丹海バスに乗り換えて丹後あじわいの郷を目指す。バスの行き先は弥栄病院行きで、とても道の駅を経由するとは思えないのだが。

バスは12:10の定刻に発車し、網野の町中を走り抜け、丹後あじわいの郷へ。バス停は正面ゲートを少し下ったところに設けられており、とても便利。運賃は200円で例の社会実験がまだ継続中のようであった。

道の駅丹後あじわいの郷
道の駅丹後あじわいの郷
バスから下りようとすると急に大粒のひょうが降ってきた。バスの屋根にバチバチと当たってはじける音が響き、一瞬で路面が白く染まっていった。折りたたみ傘をさして歩き始めたが、傘に穴が空きそうである。しかし、ひょうはすぐに上がり、今度はお日様が照りだした。何とも変わりやすい天気である。

「YURAPIA」と書かれた大きなゲートをくぐると丹後あじわいの郷であるが、道の駅としての機能はゲート周辺のみの様子。スタンプはメインゲートの片隅に置いてあった。記念きっぷはチケット売り場で販売。きっぷ裏面の解説によると、正式名称は「京都府農業公園・丹後あじわいの郷」というらしい。それを裏付けるように、園内にはぶどう園、ふれあい農場、ブルーベリー園などの農業施設が点在し、体験工房や動物とのふれあいの場などもある。せっかく丹後まで来たのだから、スタンプを捺してきっぷを買って帰るだけではもったいない。ひとつ園内を散策してみるとしよう。

チーズフォンデュを味わう
チーズフォンデュを味わう

300円の入園料金を払ってゲートをくぐる。通常は500円だが、冬季は利用できる施設が限られてくるので、割引になっているようだ。園内に入ると広々とした芝生の広場が広がっている。広場越しに見える山は雪をかぶっている。奥に進むと赤い屋根の欧風の建物群があり、にぎわい広場と名付けられている。ここではパンやチーズ、アイスクリームの手作り体験施設、レストランや売店などがある。まずは腹ごしらえとレストラン・メローネでちょっと気取ってチーズフォンデュセットを注文。こしひかりビールでのどを潤しながら、舌鼓を打つ。

熱い視線が・・・
熱い視線が・・・
入ったときは空いていたレストランもいつしか客が入り始め、団体客も入ってきたりして混雑してきたので、早々にレストランを出て散策を再開。にぎわい広場の隣にはゆーらぴあホテルがあり、温泉につかれるかと思ったら、日帰り入浴はやっていないとのことであった。せっかくの温泉なのにもったいないなと思う。

ぐるりと園内を一周して入口付近に戻ってくるとふれあい牧場があり、羊と戯れ、ポニーに乗馬体験ができる設備となっているが、冬季はお休みのようであった。ゲートを出ようとすると、視線を感じて見渡すと、二匹の羊さんがじっとこっちを見ている。うまくしたもんで、羊のえさを売っており、しばらく羊さんと戯れながら、丹後あじわいの郷を満喫したのであった。

城崎温泉本日満員

混雑する城崎温泉駅
混雑する城崎温泉駅

丹後あじわいの郷から網野駅まで戻り、北近畿タンゴ鉄道で久美浜へ。久美浜でしばらく待って、特急くずれの快速城崎温泉行きをつかまえる。今日の道の駅めぐりは丹後あじわいの郷だけ。それだけで帰るのももったいないので、城崎温泉の外湯に入って帰ることにした。ゆーらぴあでは入浴ならなかったので、ちょうどよい。

城崎温泉に着いてみると、駅前は連休を利用して観光に訪れた人々でごった返すような大混雑を呈している。駅前にも外湯があるが、とても入れるような状況ではなさそうなので、駅から5分ほど歩いて行き、大谿川に突き当たるところにある地蔵湯で初入湯。

城崎温泉の地蔵湯
城崎温泉の地蔵湯
ここも観光客は多く、ゆっくりと入浴する雰囲気ではないが、それでも湯船は比較的広く、何とか入浴することはできた。泉質はナトリウムやカルシウムを含んだ塩化物泉で、ちょっとしょっぱい。まだ時間があるので、川沿いに歩を進めていくと、軒下に足湯を有した柳湯にたどり着いた。足湯は順番待ちができるほどのにぎわいを見せている。肝心の温泉への入口には係員がおり、入場を調整している。こちらは地蔵湯に比して湯船も小さめで、まるで芋の子を洗うような混雑ぶり。とてもゆっくりと温泉に入るという雰囲気ではなく、早々に切り上げ、温泉街を散策。
焼きちくわを賞味
焼きちくわを賞味
かつて島崎藤村や志賀直哉など多くの文豪が訪れた温泉街には文学碑も建てられており、それらを訪ねて回る文学散歩も人気があるようだ。ただし今日の温泉街は観光客も多く、せまい道路はマイカーや観光バスが入り乱れ、ゆっくりと散策する雰囲気ではない。散策も早々に切り上げ、駅に戻ると駅玄関では焼きちくわを販売しており、美味しそうな香りを漂わせていたので、ついつい買ってしまう。清酒香住鶴も買い込み、福知山行きの普通電車に乗り込む。京都や大阪へ向かう特急は大混雑だが、普通電車は乗客もまばら。乗客を満載して出発していく特急を眺めながら、丹後を味わう旅の締めくくりに一人祝杯を上げたのであった。今回で87駅目。残り8駅となった。(第28回・了)

第28日目行程表

2007年2月11日(日)

新長田(725)−[143B]神戸(730/731)−[新快速3206M]尼崎(752/758)−[5425M]篠山口(856/920)−[2535M]福知山(1023/1051)−[はしだて1号]天橋立(1123/1124)−[タンゴディスカバリー61号]網野(1153/1210)−[丹海バス・弥栄病院前行]道の駅丹後あじわいの郷(1224/1351)−[丹海バス]網野(1405/1427)−[KTR221D]久美浜(1500/1518)−[快速615D]城崎温泉(1546/1712)−[444M]和田山(1808/1827)−[1242D]寺前(1920/1926)−[5668M]姫路(2010/2017)−[新快速3312M]西明石(2037/2048)−[238B]新長田(2109)

注:ダイヤは2007年2月11日現在のものです。お出かけの際には事前に関連機関にご確認ください。

データハウス

第28日目のデータ天候曇時々雨体調良好2007年2月11日
交通費\11,250訪問駅数1駅近畿達成率1.05%全国達成率0.12%
飲食代\2,700移動距離403.1km移動時間8.18h全行程時間13.73h
宿泊費\0平均速度49.3km/h表定速度29.4km/h駅滞在時間1.45h
入場料\300平均速度は移動にかかった速度、表定速度は乗継時間・駅滞在時間も含めた速度
遊興費\1,200歩数11,061歩歩行距離5.5km消費カロリー367kcal
土産物代\620温泉2ヶ所足湯0ヶ所ソフトクリーム0本
雑費\100費用合計\16,170エンゲル係数16.70%ソフトカロリー0kcal

総合のデータ晴れ男率53.57%訪問コスト\4,529/駅2007年2月11日現在
交通費\184,690訪問駅数87駅近畿達成率91.58%全国達成率10.48%
飲食代\88,700移動距離8,436.1km移動時間209.73h全行程時間363.23h
宿泊費\32,600平均速度40.2km/h表定速度23.2km/h駅滞在時間83.48h
入場料\8,360平均速度は移動にかかった速度、表定速度は乗継時間・駅滞在時間も含めた速度
遊興費\15,810歩数342,100歩歩行距離171.1km消費カロリー11,351kcal
土産物代\60,724温泉18ヶ所足湯4ヶ所ソフトクリーム25本
雑費\3,170費用合計\394,054エンゲル係数22.51%ソフトカロリー3,750kcal