さっさ〜の 2006近畿道の駅スタンプラリー奮闘記
第25回 日本海の道の駅めぐり〜PART2〜
陰陽道ゆかりの地に立つ道の駅
2007年1月14日、日曜日の5時前に宿を出発して鯖江駅から始発電車の敦賀行きに乗車する。あたりはまだ暗闇が支配している。不思議なことにあまり寒さを感じない。敦賀駅から小浜線の電車に乗り換えて、一路小浜を目指す。本日最初の訪問駅は名田庄。若狭湾を眺めながら進むうち、三方あたりから車窓は雪景色となった。遠くの山も雪で白く化粧している。小浜には7:39に到着。ここでは雪がみぞれに変わっていた。駅前でしばらく待って名田庄方面に向かう流星バスをつかまえる。このバスの終点、ホテル流星館が道の駅名田庄となっている。
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| 雪の名田庄 |
8:00ちょうどに小浜駅を出発した流星バスは小浜市街を抜けて、南川に沿って山に向かって進む。また雪が降り出してきた。小浜から約45分で終点のホテル流星館に到着。一面雪景色である。帰りのバスは11:40までなく、この名田庄で3時間あまり過ごさねばならない。しかも道の駅開店は10時なので、それまでこの雪の中でどのように過ごすかが問題である。まずは駅周辺の散策を始める。駅の奥へ進んでいくと、茅葺き屋根の古民家があったので、中を見学する。囲炉裏や古い調度類などを見るとひと時の郷愁を感じてしまう。民家の先には小さいながらも庭園が広がっており、雪に覆われて幻想的な雰囲気を漂わせている。
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| 雪化粧の庭園 |
夏場はバーベキューなどができる広場もあり、家族連れやグループでにぎわいそうだ。あまり奥へ行って遭難しても困るので、引き返してホテルの方へ行ってみる。ホテルの横におおい町暦会館があり、午前9時からオープンとあったのでこれ幸いと向かってみると、何と本日は研修のため臨時休館という張り紙が貼ってあった。ふつうお客さんが多い土、日、祝日には研修などは組み入れないものだ。このあたりがお役所ゆえの所業である。おおい町だけに、大いに反省してもらわねばならない。止む無く、ホテル流星館にお邪魔して暖を取るべく喫茶コーナーでコーヒーをいただく。ついでに交通安全のストラップを購入しておく。まだまだ難関の道の駅も残っており、スタラリ完走までは油断は禁物。
ホテルで一腹するうちにようやく10時になって道の駅もオープン。駅に向かって右側に休憩室、真ん中に物産館、左側はそば処よってっ亭となっている。休憩室は比較的広く取られている。そのせいか、物産館は遠慮した広さだ。雪の朝ゆえ訪れる客は少なく、店員さんがスコップで雪かきを始めた。一息ついたところでよってっ亭でとろろおろしそばを注文し、朝昼兼用の食事を済ませる。食後にスタンプを捺してみると自然薯と誰やら古い装束を身にまとった人物が描き出されている。これが陰陽道でおなじみの安倍晴明のようだ。なぜこの山奥に安倍晴明が関係あるのかいうと、安倍晴明の子孫が応仁の乱の戦火を逃れるため、資料一式とともにこの地に移り住んだことから来ている。陰陽道にはあまり詳しくないが、映画や雑誌などでよく見かける独特の星の形、五芒星がこの村の街灯に使われていたりする。次に来る機会があれば是非暦会館を見学してみたいと思う。だから土日祝に研修を入れないでね。
海を眺めながらヨーロッパ気分を楽しむ道の駅
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| 洋風駅舎のシーサイド高浜 |
再び流星バスで小浜駅に戻り、電車で若狭和田駅まで行く。以前は古びた駅舎の無人駅であったが、洋風の瀟洒な駅舎に建て替えられていた。駅前から国道27号線を東に向かって歩いていき、独特のデザインのエルどらんどという水族館の前を通り、15分ほどで道の駅シーサイド高浜に到着。どこかヨーロッパを思わせる色彩とデザインをしたシーサイド高浜はイタリアンレストランに温浴施設を備えた大きい規模の駅である。イタリアンレストランはジェノバと言い、家具類はイタリアから取り寄せたものというこだわり。焼きたてのパンコーナーもあり、美味しそうな香りを漂わせている。特産品売り場で記念きっぷを売っていたので購入しておく。道の駅と棟続きで温浴施設の湯っぷるがあったので初入浴。光明石天然鉱石温泉とあり、温泉施設のようであるが、実際には温泉ではなく温浴である。
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| 温浴へは自動改札を通って |
600円の入浴券を買って中に入ると入口は自動改札になっている。浴室内部はけっこう広く、サウナなどはフィンランドサウナ、低温サウナ、塩サウナと3種類も備えている。それに比して、露天風呂はやや小ぶり。入ろうとすると意外に深く、つんのめるようになって先客にお湯をかけてしまう。自分がどんくさいのかと思っていたが、後から来た客も同じような格好になり、どうやら段差が一部分にしかついていないため、それ以外の場所から入ると急に深みにはまるようになるみたいだ。ちょっと改良は必要かもしれない。風呂上りに気付いたことだが露天はもう一種類あって、そちらはひのき風呂で少し広いようだ。本日その露天は女性用となっていた。一週間ごとに男女入れ替えているとのことであった。風呂上りにはゆっくりとくつろげる休憩室やリクライニングコーナーもあり、くつろぎを提供してくれている。外観といい、施設といい、サービスといい、道の駅シーサイド高浜はとてもおしゃれな感じがする道の駅である。
日本海の海の幸を思う存分味わう道の駅
シーサイド高浜を出て若狭和田駅まで戻る道路は小浜線とぴったりくっついている。どうせなら道の駅付近にも駅を作ってくれたら便利がいいのだけれど。若狭和田から東舞鶴行きの電車に乗り、終点東舞鶴で乗り換えて西舞鶴へ。駅前から大江行きの京都交通バスに乗って舞鶴港とれとれセンター前で下車。目の前が道の駅舞鶴港とれとれセンターである。西舞鶴駅からだとバスで5〜6分、歩いても20分ぐらいの距離だ。名前からして新鮮な海の幸が豊富です、と言っているかのようだ。
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| おさかなをかたどった案内板 |
道路に設置された道の駅を示す案内板もお魚をデザインしている。駅の敷地内にある大きな建物は海鮮市場で、スタンプやお魚以外のみやげ物やきっぷ類は敷地内東側に建てられている舞鶴港プラザにある。小さな駅舎内にみやげ物売り場と喫茶コーナーが併設されている。上に上がる階段もあるが、2階は会議室のようで開放はされていなかった。一方の海鮮市場はにぎわいを見せている。舞鶴でいちばんカニが多い市場との謳い文句のごとく、売り場はカニだらけといった様相を呈している。平成17年度で舞鶴港のカニの水揚量は51.5トンで、これは京都府全体の42.8%だそうだ。売り場からは「安くしますよ!」と魚屋らしい威勢のいい声がするものの、やはりちょっぴり高値感はする。今冬のカニ漁は比較的好調なようで、心配されたエチゼンクラゲ大発生はカニにはあまり影響はなかったようだ。逆にエチゼンクラゲがカニの餌になっているという報告もあり、水揚量が増えているのかもしれない。エチゼンクラゲではなく、カニが大発生したらみんな喜ぶのでしょうかね。
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| とれとれセンターでカニ丼 |
カニを買って帰ることはかなわぬが、お腹の中に入れて帰ることは可能と、駅内の食堂でカニ丼を食べることにした。カニのむき身がたっぷりと盛られて1380円也。もちろんカニ以外にもさまざまな海産物を取り扱っており、市場中央に大きな生け簀も設置され、買ったその場で調理もしてくれるそうだから、日本海の海の幸を満喫するならとれとれセンターで、という方程式が成り立ちそうである。
帰りはとれとれセンターから歩いて西舞鶴駅まで向かう。途中に古びた銭湯があったので、旅の仕上げに入浴しておく。これから福知山経由で普通列車で神戸まで帰らなければならない。今回で81駅、残り14駅となった。(第24回・了)
第25日目行程表
2007年1月14日(日)
鯖江(552)−[222M]−敦賀(628/638)−[924M]−小浜(739/800)−[流星バス・流星館行]−ホテル流星館(道の駅名田庄)(846/1140)−小浜(1228/1322)−[934M]−若狭和田(1344/1344)−[Walk]−道の駅シーサイド高浜(1400/1440)−[Walk]−若狭和田(1456/1458)−[940M]−東舞鶴(1524/1546)−[344M]−西舞鶴(1553/1600)−[京都交通バス・大江行]−道の駅舞鶴港とれとれセンター(1606/1700)−[Walk]−西舞鶴(1750/1755)−[348M]−福知山(1828/1857)−[快速2780M]−尼崎(2111/2126)−[新快速3309M]−神戸(2144/2145)−[4583B]−新長田(2150)
注:ダイヤは2007年1月14日現在のものです。お出かけの際には事前に関連機関にご確認ください。
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データハウス
| 第25日目のデータ | 天候 | 雪後曇 | 体調 | 良好 | 2007年1月14日 |
| 交通費 | \3,500 | 訪問駅数 | 3駅 | 近畿達成率 | 3.16% | 全国達成率 | 0.36% |
| 飲食代 | \3,390 | 移動距離 | 360.6km | 移動時間 | 8.73h | 全行程時間 | 15.97h |
| 宿泊費 | \0 | 平均速度 | 41.3km/h | 表定速度 | 22.6km/h | 駅滞在時間 | 4.47h |
| 入場料 | \600 | 平均速度は移動にかかった速度、表定速度は乗継時間・駅滞在時間も含めた速度 |
| 遊興費 | \390 | 歩数 | 12,557歩 | 歩行距離 | 6.3km | 消費カロリー | 417kcal |
| 土産物代 | \2,615 | 温泉 | 1ヶ所 | 足湯 | 0ヶ所 | ソフトクリーム | 0本 |
| 雑費 | \0 | 費用合計 | \10,495 | エンゲル係数 | 32.30% | ソフトカロリー | 0kcal |
| 総合のデータ | 晴れ男率 | 52.00% | 訪問コスト | \4,440/駅 | 2007年1月14日現在 |
| 交通費 | \161,920 | 訪問駅数 | 81駅 | 近畿達成率 | 82.26% | 全国達成率 | 9.76% |
| 飲食代 | \82,590 | 移動距離 | 7,435.3km | 移動時間 | 187.35h | 全行程時間 | 326.23h |
| 宿泊費 | \32,600 | 平均速度 | 39.7km/h | 表定速度 | 22.8km/h | 駅滞在時間 | 75.78h |
| 入場料 | \8,060 | 平均速度は移動にかかった速度、表定速度は乗継時間・駅滞在時間も含めた速度 |
| 遊興費 | \14,410 | 歩数 | 307,030歩 | 歩行距離 | 153.5km | 消費カロリー | 10,187kcal |
| 土産物代 | \57,164 | 温泉 | 16ヶ所 | 足湯 | 3ヶ所 | ソフトクリーム | 25本 |
| 雑費 | \2,870 | 費用合計 | \359,614 | エンゲル係数 | 22.97% | ソフトカロリー | 3,750kcal |