さっさ〜の 2006近畿道の駅スタンプラリー奮闘記
第24回 日本海の道の駅めぐり〜PART1〜
福井嶺北の公園オアシス的な道の駅
2007年1月13日土曜日、公共交通機関による道の駅めぐりとしては比較的ゆっくりの7:04に新長田を出発。神戸駅で新快速敦賀行に乗り換え。8両編成だが敦賀まで行くのは前4両。車内は行楽客でけっこう混雑している。これも青春18きっぷの影響か。三ノ宮では席が空かず、大阪で大量下車したのでやっと座席を確保できる。新快速が敦賀まで延長されたのは昨年の10月のこと。
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| 新快速“敦賀”行 |
まだ車内アナウンスが言い慣れていないのか、車掌が思わず「この電車は京都方面、京都から湖西線に入ります新快速“つがる”行きです」と言い間違えて車内に笑いが漏れる。“つるが”行きです。津軽までは行きません(笑)。湖西線に入り、琵琶湖を眺めつつ新快速は快走し、近江今津着。雨が降ってきている。ここで後の4両を切り離す。車内は立ち客が出る盛況ぶり。北陸線との合流地点の近江塩津では雪が降っていた。終点の敦賀で金沢行きの普通電車にわずか2分で乗り換え。新快速は敦賀駅の米原寄り切り込みホームに到着し、金沢行きは同じホームながら福井寄りのホーム先頭の方に停車しており、みんな走る走る。乗り換え客が多いのはわかっているのだから、停車位置ぐらい考えれば良さそうなものだ。結局乗り換えに手間取り、発車が5分ほど遅れた。おそらく新快速に乗っていた乗客のほとんどが金沢行きに乗り換えたのであろう、車内はラッシュ時並みの混雑となった。敦賀駅を出て直流と交流の切り替えのため、車内の電灯がいったん消える。長い北陸トンネルを抜けると外は一面の雪景色。一山越えるとこうも天候が違うものか。繊維関係の企業の看板が目立つようになって武生到着。市内まで来ると雪はほとんど残っていない。
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| 福井鉄道のかわいい電車 |
ここで福井鉄道に乗り換えるために武生新駅まで歩く。近いかと思ったら、けっこう距離があった。ふつうなら新武生としそうなところだが、なぜか福井鉄道は武生新、福井新と“新”があとに付いている。ちょっとユニークではある。武生新で乗り換えた電車は路面電車仕様。スピードの点ではJRに及ばないので、運転本数と停車駅の多さで勝負しているといったところか。路面電車的な方が乗り降りは楽である。武生新を発車した電車は武生市街をくねくねと走りながら、15分ほどで神明駅到着。駅前から織田行きの福井鉄道バスに乗り換えると、「本日も地球環境保全のため、福井鉄道バスをご利用いただきましてありがとうございます」と仰々しい案内が流れる。別にそんな大それた目的で利用しているわけではないのですが…。バスは田園風景の中をしばらく走って朝日というバス停で下車。
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| パークイン丹生ヶ丘到着 |
この先歩いて10分ほどで道の駅パークイン丹生ヶ丘にたどり着く。白壁平屋建ての駅舎はさほど大きくはなく、質素な感じさえする。内部もさほど広くはないが、軽食コーナー、土産物売り場が設置されている。お昼近くになったので、軽食コーナーで天ぷらソバとおにぎりで昼食を済ます。レジ横には道の駅オリジナルの手作りかぼちゃコロッケの案内があり、何やらおいしそうである。地元朝日町のかぼちゃとじゃがいもを使用しているとのこと。さて、パークインというからにはパーク(公園)があるということで、道の駅の隣には福井県立植物園がある。というより、道の駅が公園の一施設といった感じかもしれない。時間があるので300円の入場料を払って入ってみたものの、冬の植物園ほどつまらないものはない。
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| 冬の植物園はさびしい… |
右を見ても左を見ても枯れ枝ばかりといった風情である。園内を周遊するよりは館内で植物関係のビデオを見ている方が面白い。昔の新世界紀行みたいでけっこう見入ってしまう。近くにはもうひとつ古墳公園というのがあったので、こちらも訪ねてみる。小高い丘の上に公園はあるのだが、古墳がどこにあるのか一向に見当たらない。代わりに古ぼけた民家があり、資料館となっていたが、なんと土曜日が休館日と…。せんなく、道の駅に戻ってしばらく休憩する。おそらく時候がよくなれば、植物園にも古墳公園にも人が集まるのであろう。道の駅パークイン丹生ヶ丘はそんな公園を訪れる人のオアシス的な存在ということができるのかな。
日本海の絶景を堪能できる道の駅
パークイン丹生ヶ丘近くの古墳公園バス停からかれい崎行きの福鉄バスに乗車。織田信長ゆかりの織田町を経由して、山を越えて梅浦というところで日本海側へ出る。荒々しい波が押し寄せる海岸沿いを坦々と走り、かれい崎に到着。国民宿舎かれい崎荘が目の前にある。日帰り温泉施設も併設されており、利用客も多いようだ。日本海側には温泉がけっこうたくさんあり、ガイドブックも用意されていた。かれい崎で武生行きのバスに乗り換え、河野総合事務所前で下車。ここで予約しておいたタクシーを待つ。実はこのスタンプラリー最大の難関であろう河野へのアクセスについてはいろいろと調べてみたが、基本的に近くまで行くバスの便はない、最寄りのバス停は桜橋となるが、そこから河野までは約2.5kmの距離がある、しかもこの区間の国道8号線は歩行者ゾーンがないかもしれない…それらの情報を総合すると、タクシーという手段しかないという結論に至った。ただし旧河野町にはタクシー会社はなく、武生市内のタクシーを頼まなければならない。武生から乗車するなら気前よく行ってくれるであろうが、河野総合事務所まで迎えに来てもらって、道の駅河野へ行って、再び河野まで送り届けてもらう…そんな無理を聞いてもらえるかどうか…ダメモトで武生タクシーというところに電話をしてみる。応対に出た係員さんは「えっ、河野まで行って道の駅に寄ってまた河野に戻る…河野に行くだけでも時間がかかるんだけどねぇ…」と電話越しにあまり歓迎できない注文を聞いてしまったという雰囲気が感じられる。しばらくう〜んと考えて「まぁ、受けなきゃ仕方がないでしょうなぁ」と快く…ではないと思うが…何とか送迎してもらえることとなった。
河野総合事務所で待っていると、武生方面から1台のタクシーが時間どおりにやって来た。とても愛想のいい運転手さんで「仕事ですか」と聞かれ、かくかくしかじかと当方の旅の主旨を説明させていただく。「いろんな方がいらっしゃいますなぁ」と感嘆とも呆気に取られたとも言えるような反応である。タクシーは桜橋から国道8号線を走る。歩道はないかと思っていたが、国道沿いにも民家が連続しており、道の駅のそばまで歩道が続いていた。これならば歩けない距離ではなかったかもしれない。15分ほどで大きな風車が目印の道の駅河野に到着。料金は2340円。
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| やっと道の駅河野に着いた |
ふつうは待っている間もメーターが上がるのだが、親切にもいったん切ってくれた。道の駅河野は丘の中腹あたりに設置されており、日本海がよく見える位置にある。あいにく今日は雨模様で遠くは霞んでいるが、いずれにしても絶景には変わりない。時おり海から強い風が吹き付け、風車の羽根を大きく回している。立ち寄ったお客さんも日本海をバックに写真を撮ったりしている。横長の駅舎に入ると福井名物羽二重餅の出店があったので、おやつ代わりにひとつ購入しておく。駅内には立ち食いそばのスペースがあり、麺類の他にカニ丼なども賞味できる。本場のカニ丼を賞味してみたいところだが、羽二重餅も買ってしまったし、夕食にはまだ早いので断念。情報コーナーでパンフレットをあさっていると、水仙まつりの広告を目にした。実は先ほど日本海側を走っているときに何やら花の即売をしている軽トラを何台も見かけた。いったい何を売っているのだろうかと思っていた。
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| 駅から見る日本海、本日は曇天 |
ここ南越前町界隈は水仙の産地としても有名みたいだ。日本に水仙の三大産地があるらしく、淡路島、千葉の鋸南町とここ南越前町界隈ということだ。日本海の荒波と水仙…勇壮な中にも可憐さを感じさせる演出がおもしろい。
あまり長くタクシーを待たせておくわけにもいかないので、15分ほどで折り返す。「もう用事は済みましたんですか」と運転手。帰りは総合事務所を通り過ぎて河野シーサイド温泉ゆうばえまで走ってもらった。料金は2950円。武生タクシーの協力がなければ道の駅河野へは立ち寄れなかったかもしれず、大いに感謝。ゆうばえは日本海に面した日帰り温泉施設で、地元の人もけっこう利用している。海沿いゆえか、ちょっとしょっぱいお湯につかり、風呂上りに2階の大広間で道の駅河野で買った羽二重餅を食べる。大広間は宴会もできる大きなホールとなっているが、今日はガラガラ。しばし休憩した後、本日の宿へ向かう。ちょうどゆうばえの前にバス停があり、武生行きのバスをつかまえる。先の桜橋から武生まではおよそ25分ぐらい。タクシーで武生から道の駅河野までは30分ぐらいか。料金にすると片道5000円ぐらいはかかったかもしれない。
武生から鯖江まで一駅進み、駅前のホテルにチェックインしたものの、駅周囲にはこれといった飲食店もなく、しばらく市街地を歩いて見つけた弁当屋に入ればご飯が売り切れという有り様。仕方なく、おかずのみを購入し、ご飯はワンカップで代用としておく。今回で78駅、残り17駅となった。(第24回・了)
第24日目行程表
2007年1月13日(土)
新長田(704)−[4448B]−神戸(709/716)−[新快速3104M]−敦賀(951/953)−[239M]−武生(1028/1028)−[Walk]−武生新(1033/1040)−[福井鉄道1015]−神明(1056/1120)−[福鉄バス・織田行]−朝日(1133/1133)−[Walk]−道の駅パークイン丹生ヶ丘(1145/1352)−[Walk]−古墳公園(1354/1355)−[福鉄バス・かれい崎行]−かれい崎(1457/1504)−[福鉄バス・武生行]−河野(1518/1530)−[武生タクシー]−道の駅河野(1545/1600)−[武生タクシー]−ゆうばえ(1620/1654)−[福鉄バス・武生行]−武生(1728/1759)−[261M]−鯖江(1804)
注:ダイヤは2007年1月13日現在のものです。お出かけの際には事前に関連機関にご確認ください。
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データハウス
| 第24日目のデータ | 天候 | 雪後曇 | 体調 | 良好 | 2007年1月13日 |
| 交通費 | \10,910 | 訪問駅数 | 2駅 | 近畿達成率 | 2.11% | 全国達成率 | 0.24% |
| 飲食代 | \3,099 | 移動距離 | 295.3km | 移動時間 | 6.55h | 全行程時間 | 11.00h |
| 宿泊費 | \5,100 | 平均速度 | 45.1km/h | 表定速度 | 26.8km/h | 駅滞在時間 | 2.37h |
| 入場料 | \300 | 平均速度は移動にかかった速度、表定速度は乗継時間・駅滞在時間も含めた速度 |
| 遊興費 | \500 | 歩数 | 11,601歩 | 歩行距離 | 5.8km | 消費カロリー | 385kcal |
| 土産物代 | \1,000 | 温泉 | 1ヶ所 | 足湯 | 0ヶ所 | ソフトクリーム | 0本 |
| 雑費 | \30 | 費用合計 | \20,939 | エンゲル係数 | 14.80% | ソフトカロリー | 0kcal |
| 総合のデータ | 晴れ男率 | 54.17% | 訪問コスト | \4,476/駅 | 2007年1月13日現在 |
| 交通費 | \158,420 | 訪問駅数 | 78駅 | 近畿達成率 | 82.11% | 全国達成率 | 9.40% |
| 飲食代 | \79,200 | 移動距離 | 7,074.7km | 移動時間 | 178.62h | 全行程時間 | 310.27h |
| 宿泊費 | \32,600 | 平均速度 | 39.6km/h | 表定速度 | 22.8km/h | 駅滞在時間 | 71.32h |
| 入場料 | \7,460 | 平均速度は移動にかかった速度、表定速度は乗継時間・駅滞在時間も含めた速度 |
| 遊興費 | \14,020 | 歩数 | 294,475歩 | 歩行距離 | 147.2km | 消費カロリー | 9,771kcal |
| 土産物代 | \54,549 | 温泉 | 15ヶ所 | 足湯 | 3ヶ所 | ソフトクリーム | 25本 |
| 雑費 | \2,870 | 費用合計 | \349,119 | エンゲル係数 | 22.69% | ソフトカロリー | 3,750kcal |