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近畿「道の駅」ユーザーズくらぶ

道の駅レポート

さっさ〜の 2006近畿道の駅スタンプラリー奮闘記

第19回 京丹波の道の駅をめぐる


ニュータイプ工業団地の玄関に位置する道の駅

2006年12月29日木曜日、若干アルコールが残る頭で午前7時発の福知山行きに乗った。空は山陰特有の曇り空である。福知山で特急はしだてに乗り換えて園部駅へ。園部から一駅福知山寄りに戻って船岡駅へ。

狸の置物が出迎え
狸の置物が出迎え
周囲を小高い丘と田畑に囲まれた寒村の無人駅といった風である。鉄道トリックやアリバイ崩しで名高い津村秀介氏の異域の死者という小説で登場した駅でもある。ここから歩いて道の駅京都新光悦村へ向かう。道の駅京都新光悦村は線路沿いに立地しているのだが、そこに列車の駅はない。昨夜の雨でぬかるんだ田んぼのあぜ道を抜き足差し足で歩きながら20分ほどかけて新光悦村に到着。注意して歩いたつもりだけど、ズボンに泥が跳ねていた。駅の入口には狸の置物が鎮座し、出迎えてくれる。朝早いこともあって、車は少ない。もっとも駐車場自体がさほど広くはない。イベントなど開催されるときは駐車場があふれるぐらいになる。
新しさが残る新光悦村
新しさが残る新光悦村
中に入ってみると、2003年の7月オープンと、開駅してから3年ほどしか経っていないため、どことなく新鮮さが漂う。ただし、開店当初にテナントとして入っていたパン屋は引っ越していってしまった。おいしかっただけに残念。その後はしばらく休憩コーナーみたいになっていたが、今はいこいの里という喫茶コーナーになっている。メニューの中にお米も卵もすべて丹波産の材料を使った卵かけご飯というものがあり、興味をそそられるが、昨夜のアルコールのせいか、食欲がわかない。次の機会にゆずるとしよう。

さて、新光悦村というとイメージ的には日光江戸村みたいな遊興施設を思い浮かべてしまうが、さにあらず。ここは先端産業と伝統産業が共存し、これからの産業やものづくりのあり方を示す産業拠点という意味づけで京都府が主体となって開発を進めている、いわばニュータイプの工業団地といった風情で、道の駅近くに23ヘクタールの土地が用意されている。現在精密機械や京象眼など7企業・団体が進出を決めており、来年7月から工場も稼動するそうだ。道の駅京都新光悦村は工業団地の玄関口に位置し、これからもその発展を見守っていくことであろう。

森林文化都市に位置する道の駅

新光悦村を後にして園部方面へ歩く。この先、南丹市ぐるりんバスの曽我谷口というバス停から園部駅へ向かう。パチンコ屋前のバス停でまだかまだかと待っていると、交差点で交わるもう一方の道路をぐるりんバスが駆け抜けていった。何事!と思い、見てみると、そちらの道路にも曽我谷口のバス停があった。しまった、バス停の位置が異なったのだ。まさかこんな田舎でバス停が複数設置されているとは思わなかった。それならバス停に注意書きぐらいあってもよさそうだが、けしからぬことにバス停の表示は風雨にさらされてすっかり消え失せていた。仕方なく園部駅まで30分ぐらいかけて歩く羽目になった。今日は草津まで行く予定だったが、予定が狂ってしまったのでたどり着けそうにない。

やっとのことで園部駅まで着いて、駅前の喫茶店で一休み。当初予定より1時間後のJRバスに乗車。園部市街地を抜けて観音峠を越えて京丹波町へ。

さらびきはバス停の前
さらびきはバス停の前
後ほど立ち寄るマーケスを横目に見ながら30分ほどで旧瑞穂町の中心、桧山へ。ここで京丹波町営バスに乗り換えて道の駅瑞穂の里・さらびきへ。桧山からさらびき方面へ向かう小野・鎌谷線は平日にしか運行していない。以前は土曜日も運行していたが、乗客が少ないためか、土曜日の運行は取り止めたようだ。桧山から5分ほどで道の駅前バス停に到着。運転手曰く、「帰りは道の駅の駐車場入口あたりで待っていてください」と、まるでこちらの意図を汲み取ったような感じである。道の駅瑞穂の里・さらびきは周囲を小高い丘陵に囲まれ、車が通らないと小鳥のさえずりが聞こえそうだ。駅舎の軒下では生鮮野菜の販売中で、梁には生産者の顔写真がずら〜と貼りだされている。早くもふきのとうが売り出されており、本格的な冬が来る前にもう春がやって来たのか。
さらびきそば
さらびきそば
中に入ると太い柱が中央に立ち、その柱から伸びた細い梁で屋根を支える鼓のような造り。広くはないものの、物産館と食堂がコンパクトに収められている。お昼ごはんにと食堂でさらびきそばを注文。海老天、鴨ハム、卵、かまぼこが具材として乗せられている。そばは出雲風の黒そば。食後に駅近くを散策すると、緑に囲まれた中にスポーツ施設や宿泊施設が点在している。ここはグリーンランドみずほという総合運動公園であり、道の駅はその入口に建っている。瑞穂町は野鳥がさえずる森林文化都市をアピールしており、道の駅も含めて一帯はそのイメージを凝縮している感じがした。

ショッピングセンターと一体化した道の駅

さらびきから桧山まで戻り、JRバスで先ほど通過した新須知へ。バス停のすぐ横にショッピングセンターがあり、ここが道の駅丹波マーケスである。マーケスとはあまり聞きなれない言葉だが、入口の上に大きく「MARKEdS」と書いてあり、これはデンマーク語で市場という意味らしい。「欧米か!」と突っ込まれそうであるが・・・。

丹波マーケスもバス停の前
丹波マーケスもバス停の前
市場の言葉どおり、内部は食品スーパー、専門店街、土産物屋、フードコートなど多くのコーナーが設けられている。スタンプはマクドの前と奥の事務所に置いてあった。感心なことに記念きっぷをみなとやという土産物屋で売っていたので、買い求める。「以前にも来ていただいたことがありますね」と。実はすでに4〜5回は来ている道の駅ではある。店内をしばらくぶらぶらするうちに小腹が空いたので、フードコートでケーキセットを注文。お昼をすっかり過ぎているものの、結構にぎわっている。スーパーでは普段着で買い物に興じる人が多く、すっかり地元に溶け込んでいるという雰囲気である。買い物に来ている人にとっては、ここが道の駅という認識はないであろう。

丹波マーケスを出る頃には午後3時ちょっと前。今から草津へ向かっても営業時間内には回ることは出来ない。今年の道の駅めぐりはこれで打ち上げとしておくしかあるまい。本日まで66駅、残り29駅となった。(第19回・了)

第19日目行程表

2006年12月28日(木)

和田山(700)−[422M]福知山(737/741)−[はしだて2号]園部(827/847)−[1125M]船岡(850/850)−[Walk]道の駅京都新光悦村(911/935)−[Walk]曽ヶ谷口(945/955)−[Walk]園部(1020/1100)−[JRバス・桧山行]桧山(1132/1210)−[南丹市営バス・小野・鎌谷線]道の駅瑞穂の里さらびき(1215/1323)−[南丹市営バス・小野・鎌谷線]桧山(1328/1349)−[JRバス・園部行]新須知(道の駅丹波マーケス)(1401/1500)−[JRバス]−園部(1520/1539)−[快速2220M]京都(1624/1629)−[新快速3275M]神戸(1724/1728)−[4533B]新長田(1733)

注:ダイヤは2006年12月28日現在のものです。お出かけの際には事前に関連機関にご確認ください。

データハウス

第19日目のデータ天候体調やや二日酔い2006年12月28日
交通費\3,520訪問駅数3駅近畿達成率3.16%全国達成率0.36%
飲食代\1,970移動距離237.9km移動時間5.35h全行程時間10.55h
宿泊費\0平均速度44.5km/h表定速度22.5km/h駅滞在時間2.52h
入場料\0平均速度は移動にかかった速度、表定速度は乗継時間・駅滞在時間も含めた速度
遊興費\0歩数10,439歩歩行距離5.2km消費カロリー346kcal
土産物代\2,908温泉0ヶ所足湯0ヶ所ソフトクリーム0本
雑費\0費用合計\8,398エンゲル係数23.46%ソフトカロリー0kcal

総合のデータ晴れ男率63.16%訪問コスト\3,917/駅2006年12月28日現在
交通費\125,310訪問駅数66駅近畿達成率69.47%全国達成率7.95%
飲食代\70,217移動距離5,633.6km移動時間149.25h全行程時間246.65h
宿泊費\13,600平均速度37.7km/h表定速度22.8km/h駅滞在時間56.23h
入場料\7,450平均速度は移動にかかった速度、表定速度は乗継時間・駅滞在時間も含めた速度
遊興費\0歩数243,324歩歩行距離121.7km消費カロリー8,073kcal
土産物代\40,774温泉9ヶ所足湯3ヶ所ソフトクリーム22本
雑費\1,199費用合計\258,550エンゲル係数27.16%ソフトカロリー3,300kcal